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夕方のニュースが、テレビで流れている。
午後6時半。 そろそろだな。って、 お味噌汁のだしを温めはじめる。 夕方のこの時間。外はまだ明るい。 金曜日は、遅い時間まで 子供たちは外で、遊んでいる。 今日は、ひさしぶりに梅雨の晴れ間。 キッチンの窓から、うすももいろのソラが見える。 いつもの風景。 いつもの手順。 おだしの匂いが、キッチンに広がる。 勝手口が、がちゃりと開いて、 近所の子供が顔をだす。 「ヒラタクワガタの飼い方、教えてください」 「タイチなら、いないよー。探してきー」 また扉が、がちゃりと閉まる。 今度は、他の子が顔をだす。 「イツキくん、いますか」 「イツなら、いないよー」 思わず、くっくっと微笑む。 もしも。 なにかが違ったら。 こんな“あたりまえ”なんてなくなってしまう。 夕ご飯が、こうやって作れること。 かえってきて、一緒にたべる人がいること。 それが、どれほど幸せなことかって思う。 肉じゃがもできた。 お魚を焼く。 納豆のパックをあける。 よし!今日は、うまく開いた。 時々、失敗して、フタが途中でやぶれてしまうことがある! ごはんが、炊けたとタイマーが知らせてくれる。 もう一品と思ったけれど、もうやめた。 昨日の残りものもあるし。 うん。これでよし。と・・ この時間、どの家でも、 こうやって、夕飯の支度をしているんだろうなあ。 自転車の音。 家の前の道路を、子供たちが、わいわいと走っている音。 「ばいばーい。またあしたねー」 家のドアが開いて、外の風がふわりと入る。 風と一緒に子供たちの声。 “ただいまー!” “ただいまー!” ひっくりかえった靴。泥だらけ。 静かな夕方は、ここまで。 “おかえり。手洗って、夕ご飯、たべよ” |
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田舎遊びが終ったころ、
すっかり夜になってしまっていたので イサオさんのご両親が、 おそうめんやら、お団子やらを用意してくれました。 「またおいで。夏になったら、ココでキャンプするといいよ」 そんな風に 初めて会った私たちに あたたかく仰ってくれました。 私が一番うれしかったのは・・・ もちろん大自然を満喫できたことも、 子供たちが喜んでいたことも、そうだけど、 イサオさん、フミさんのあたたかい気持ち。 「野性人の子供たちに、この環境をみせてあげたい」 “自分は自分”“人は人”という世の中のなかで、 ご自身の子供たちだけでなく 他人の子供たちでさえも、わが子同様接してくださり、 いろんなコトを一生懸命、教えてくださる、 その気持ち。 それが、ココロの奥にたくさん伝わり、 胸があたたかくなりました。。 イサオさんの古里は、とってもステキなところでした。 いい言葉が見つからなくて申し訳ないけれど、 きっといつ訪れても、変わらない、 それでいて、新鮮さを失わない、 そんなところだと思いました。 イサオさん、フミさんの、 ゆるりとした空気は、、“なるほど” ここからきているのかもしれないなあ。 その土地の持つ力や、空気といった目にみえないものが、 自分自身に影響していくんだろうなあ って感じました。 私もそうありたいです。 穏やかで、ふわりとやさしい気持ちにさせてくれる場所は そうありません。 いつまでも、 イサオさんの古里が、 子供たちにとっても、 大人たちにとっても、 あたたかい、しあわせの場所でありつづけてほしいと ココロから願っています。。 イサオさん、フミさん。 ありがとうございました。 とっても楽しかったです。 しつこいようですが、 “また連れて行ってくださ〜い” |
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“明日、田舎にいこうかと思っています。急だけど、どうかな?”
そんな嬉しいメールを、フミさんからもらったのは 先週、金曜日のこと。 もう頭の中が、“いなか”でいっぱいになる。 どんなところかな? ありじごく、見られるかな? 何の花が咲いているかな? 子供の頃、住んでいた高松に似ているかな? なによりも、 タイチ、喜ぶだろうなあ。。。。 タイチのはしゃぐ顔を想像するだけで、顔がにんやりしてしまう。 『田舎!見たい!見たい!行きたい!つれてって!』 と、フミさんのダンナさんである、 “ぺさん”・・もとい、 “ペガムラさん(愛称)” いや、今日はイサオさんと呼ばせてもらいます。 イサオさんにせがんでしまったから、 気にしていたのかなあ・・・と申し訳なく思いつつ、、 うん!行きたいもんは、行きたい! 念願叶って、イサオさんの古里である 大分県玖珠町のご実家につれていってもらいました。 イサオさんと、フミさん。 その子供たちの、ユウカちゃんに、リョウマくん。 同じく仲良しご夫婦の ヒデトさん。 タカコさんは、お休み〜・・残念(涙) 子供たちの、アヤナちゃんと、リョウヤくん。 そして、私とタイチ、イツキ。 総勢10名で、イサオさんの故郷へ、ゴーゴ、GO!! |
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なーんにもしたくない金曜日のよる。
夕ご飯。 もう今日は、いっそ手を抜いて 夕飯は、“ひやしうどん”に決まり! お湯をわかし、茹でる。 あつあつのうどんを、つめたい氷水に、がりん。 両手でもむように こすりながら、流水で冷やしたら、 大根おろし。 ねぎ。 しそ。 みょうが。 白ごま。 のり。 私の好きな、なめたけ。 薬味を、みーんなのせて、かつおぶし、ふわり。 つゆをまわしかけて、 一気にざざーっと食べる。 食べることに集中。 大急ぎで、食べる。食べる。 そして、 仕上げは、つめたいビールを、ごくん。 ふううう。 今週もおつかれさま! |
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夜のこと。
実家からの帰り道。 今日は、いつもの山越えルートを通らず、 街を通って帰りました。 この道は、 学生時代、朝も昼も夜も、 毎日通っていた、懐かしい道。 久しぶりに通ってみると、 道路が広くなっていたり、 知らないお店がたくさん出来ていたり、 随分と景色が変わっていて、びっくりしてしまいました・・ あの頃。 楽しかったなあ。 みんなで、くだらないコトに笑ったり、はしゃいだり。 明け方まで飲んだり。 海で花火したり。 男女関係なんて全くなくて 狭い車にぎゅうぎゅう詰めに入ってドライブしたり。 朝日と共に、無言の解散。 ノンキで気楽。 懐かしくって、ちょっと誇らしい気持ち。。 今では、それぞれが結婚したり、 子供がいたり、 夢を追いかけていたり、 違う道を歩いていて。。 会う機会も減った友達もいるけれど、 たのしい思い出って、いくつになっても 消えないものだなあ。。。って思いながら帰りました。 みんなちゃんとわかっているんだよね。 この道が変わったように、 あのときと、変わったこと。 変わってしまったこと。 きちんと変われたこと。 違う場所にたっていること。 だから、また会いたいって思う。 だから、会える! 振り返って、同じ気持ちで 笑える場所があるのは、いいよね。 きっとそれは、とても幸せなこと。。 母校のレンガ色の校舎を見ながら、 そんな風に思いました。 |
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